どうも、こんばんは!
リーマンマイラーのまーくんです。
最近、テレビ番組などでも取り上げられることが多くなった「○○修行」
マイル修行やホテル修行という言葉もだんだん定着してきたのではないかと思います。
本日は修行の中でもメジャーな飛行機とホテルを比較し、飛行機よりもホテル修行をすべき3つの理由についてご紹介したいと思います。
目次
特典航空券と無料宿泊
会員サービスの中で最も利用者が期待するのがマイルやポイントを使っての特典航空券や無料宿泊だと思います。
航空会社とホテルの会員制度でどれだけの差があるのでしょうか?
航空会社
マイルを使用した特典航空券は座席に空席があっても必ずしも取れる訳ではありません。
特にビジネスクラスやファーストクラスといった人気の席は上級会員であっても2~4席程度しか特典航空券の枠が設定されていないことが多く、満席で予約できないという状況を多くの方が味わったことがあるのではないでしょうか?
JALでは必要マイルを追加することで予約可能な特典航空券PLUSが導入されましたが、人気の日は鬼のようにマイル数が増加するのでお得感が減少します。
せっかく貯めたマイルも特典航空券に交換できないのでは意味がありませんね。。。
ホテル
ポイントを使用した無料宿泊はスタンダードルームに空きがある限り、ブラックアウト (除外日)なしで予約可能です。
つまり、ポイント枠というものは存在せず、 スタンダードルームが50室あればそのうち1室でも空きがあれば利用できるということになります。
これはマリオット、ヒルトンなど業界大手のホテルチェーンで保証されていますので、ポイントの使い勝手は非常に良いかと思います。
上級会員であればボーナスポイントが付くためポイントもざくざく貯まり、どんどん無料宿泊に交換できるという点でホテルに軍配が上がりますね!
無償アップグレード
飛行機で言えば搭乗クラス、ホテルで言えばお部屋の無償アップグレードは上級会員になって期待する1つのポイントだと思います。
航空会社とホテルの会員制度でどれだけの差があるのでしょうか?
飛行機
飛行機で座席の無償アップグレードが行われるケースは極めて稀です。
なぜなら自分の予約したクラスがオーバーブッキングかつ上位クラスに空きがある場合しかアップグレードされないからです。
条件が揃ってもたくさんいる上級会員の中から厳選されるため、可能性は1%あるかないかといったところだと思います。
航空各社の需要予測も極めて正確になってきていることや、今後AIやビッグデータの活用などで需要予測はさらに精度を増し、インボラという言葉自体死語になるのではないでしょうか?
ホテル
マリオットやヒルトン、ハイアットなどでは、上級会員の特典の中にお部屋のアップグレードが保証されています。
当日の空室状況によりますがマリオットプラチナ会員、ヒルトンダイアモンド会員など上級会員であればスイートルームへアップグレードというケースもあります。
私自身の経験では、マリオットでのスイートへのアップグレードは2割程度、残りの8割も広めのお部屋や高層階、角部屋などより良いお部屋にアサインされています。
無償アップグレードという観点でも、飛行機よりホテルに軍配が上がりました!
サービスの体感時間
上級会員のメリットを存分に享受するためにはサービスの体感時間が長ければ長いほどお得感を感じられると思います。
時間という観点で飛行機とホテルで比較してみたいと思います。
飛行機
当然のことですが、機内に乗ってしまえば上級会員でも非会員でも搭乗クラスによる一律のサービスを受けることになり、上級会員に対する挨拶や限定品機内販売など一部を除き、目に見えるサービスの違いはありません。
つまり、飛行機での上級会員のサービスをフルに体感するためには搭乗前のラウンジサービスが主たるサービス体感時間なのです。
長くても数時間というのが一般的だと思いますので、飛行機での上級会員のサービス体感時間は数時間程度ということになります。
ホテル
ホテルの上級会員にはレイトチェックアウトの特典があります。
例えばマリオットのプラチナ会員なら午後4時までのレイトチェックアウトが利用できます。
午後3時にチェックインして、翌日の午後4時にチェックアウトすればなんと25時間も滞在できることになります!
滞在時間が長ければ、アップグレードされたお部屋やクラブラウンジ、アクティビティを満喫することができますので
サービス体感時間は最大25時間とのことで、ホテルに軍配が上がるかと思います!
どちらも上級会員になるにはコレがおすすめ
旅行や出張の際に飛行機とホテルはセットで使うものです。
だからこそどちらも上級会員になれば旅行や出張のクオリティが上がることは間違いありません。
ですが、どちらも修行するには費用面で厳しいときどうすればよいのでしょうか?
飛行機
ANAまたはJALで一生に1回だけ修行しSFCまたはJGCを取得すれば、その後はクレジットカードの年会費を払い続けるだけで生涯上級会員になれます。
SFCやJGC取得後は、ラウンジ利用、優先搭乗、手荷物優先返却、特典航空券の枠拡大など多彩な特典が享受できます。
さらに上のステータスであるダイアモンド会員との特典差はそこまで大きくないように感じます。
金銭的余裕がかなりあればダイアモンド修行も良いですが、毎年100万円近くかかること、およびSFC・JGCとの特典差を比較して個人的には実践しておりません。
ホテル
大手ホテルチェーンにも飛行機と同様にライフタイムと呼ばれる生涯上級会員になれる制度があります。
しかし、航空会社との大きな違いは生涯上級会員に簡単になることができない点です。
例えば業界最大手のマリオットであれば、ライフタイムプラチナは600泊+プラチナエリート10年保持が取得条件です。
プラチナエリートは年間50泊でなれるので、毎年最低の50泊でクリアしていくと12年間もかかります。
当然、毎年50泊は大きな出費ですので飛行機はSFC・JGCで満足して、毎年の修行はホテル一択で生涯上級会員を目指すというのが旅行好きにおすすめです。
マリオットのライフタイムプラチナやヒルトンのライフタイムダイアモンドを取得できれば飛行機もホテルも晴れて修行から卒業できます!
飛行機よりホテル修行をすべき3つの理由
長々と書いてきましたがホテル修行をすべき理由をまとめると
・無料宿泊と特典航空券を比較するとホテルのポイントのほうが利用しやすい
・ホテルのほうが無償アップグレードの特典が圧倒的に良い
・ホテルのほうがサービス体感時間が長い
以上の観点からどちらか一方の修行に絞るならホテルが良いと思います。
まとめ
飛行機やホテルは旅行や出張に欠かせないサービスの1つであり、どちらにも会員制度があります。
そして飛行機、ホテルのどちらの会員制度にもランクがあり、上級会員になれば豪華な特典を利用することができます。
どちらも1から上級会員に実費でなろうとすると毎年50~100万円ほどかかるため両方同時に行うと莫大な費用がかかってしまうのが事実です。
そのためどちらか一方を選ぶとするなら私はホテル修行をおすすめします。
特に無償アップグレードについてはホテルがずば抜けて良いサービスを行っており、ホテルの上級会員になるメリットは飛行機よりも大きいと考えます。
飛行機は生涯上級会員制度(SFC、JGC)が取りやすいため1度の修行でよく、毎年行う修行はホテルを選択し、ライフタイム資格取得を目標とするのが最良と考えます。
飛行機&ホテルの生涯上級会員を手に入れて、最高のおもてなしを受けたいものですね!
本日は飛行機よりホテル修行をすべき3つの理由についてご紹介しました!
それでは、また次回^^