どうも、こんにちは!
リーマンマイラーのまーくんです。
新型コロナウイルスで世界的にホテル需要が低迷している中、大手グローバルホテルチェーンのヒルトン・ハイアットが2021年の上級会員達成基準を緩和すると発表しました。
本日はマリオットを含めた大手ホテルチェーンのエリートステータス達成基準についてご紹介したいと思います。
目次
エリートステータスとは
エリートステータスとは各ホテルチェーンが自社ブランドホテルを多く使ってくれるお得意様に対して各種特典を用意した会員プログラムの上位会員資格のことを言います。
各ホテルチェーンで以下のようなエリートステータスと特典が用意されています。
ヒルトン(Hilton HONORS)
大手高級ホテルチェーンのヒルトンでは4段階の会員ランクが設定されており、目指すはゴールド以上です。
ゴールドならば部屋はクラブレベルまでアップグレード、朝食無料など
ダイアモンドなら部屋は1ベットスイートまでアップグレード、クラブラウンジへのアクセス、朝食無料など様々な特典が付帯します。
ハイアット(WORLD OF HYATT)
大手高級ホテルチェーンのハイアットでは4段階の会員ランクが設定されており、上位2つの特典は主に以下の通りです。
エクスプローリストになると部屋のエンハンスドルームへのアップグレード、午後2時までのレイトチェックアウトなど
グローバリストになると部屋のスイートを含むアップグレード、クラブラウンジへのアクセスまたは朝食、午後4時までのレイトチェックアウトなどの様々な特典が付帯します。
マリオット(Marriott Bonvoy)
世界最大のホテルチェーンであるマリオットインターナショナルでは会員ランクが4段階のヒルトンやハイアットとは違い、なんと会員ランクが6段階もあります。
目指すべきは以下の3つになります。
プラチナエリートでは部屋はスイートまでアップグレード、クラブラウンジへのアクセス、朝食無料など
チタンエリートではプラチナ特典に加え、48時間前予約保証や75%のボーナスポイントなど
アンバサダーエリートではチタン特典に加え、コンシェルジュが付くアンバサダーサービスや好きな時間にチェックインして24時間滞在可能なyour24などVIPな特典が満載です。
新型コロナウイルスに伴うステータス達成基準の見直し
ヒルトンの対応
ヒルトンの会員プログラム「Hilton Honors」では、2021年度のエリートステータス達成基準を通常時の半分として、緩和策を打ち出しました。
各会員ランクの達成基準は以下の通りです。
ヒルトン最高峰のダイアモンドをわずか15滞在で達成できてしまうとのことで、緩和策は強烈なインパクトです!
ただ、現状で他ホテルチェーンのステータスを持っている場合はステータスマッチを使用してダイアモンドを18泊で取得できますので、この後紹介するハイアットを狙ってみてもいいかもしれません。
ハイアットの対応
ハイアットの会員プログラム「World of Hyatt」では、ヒルトンに続き2021年度のエリートステータス達成基準を通常時の半分として、緩和策を打ち出しました。
各ステータス達成基準は以下の通りとなります。
宿泊実績とベースポイントは2020年達成基準 の半分に緩和されていますが、イベントの回数は緩和の対象外です。
しかし、多くの方が宿泊数またはベースポイントで修行されると思いますのでここは気にしなくて良いかと思います。
15泊で最上級のグローバリストも!?
ハイアットは2021年2月28日までの滞在でポイント3倍、宿泊実績2倍の大型キャンペーンを実施中です。
つまり、通常60泊しないと達成できないグローバリストが、コロナ対応で半分の30泊、そして宿泊実績2倍のキャンペーンを活用すれば15泊で達成可能なのです!
Go Toキャンペーンを使えば実質半額なので通常時の7.5泊分の出費でグローバリストと考えるとまたとない絶好の機会かと思います!
こちらのキャンペーンは登録制なのでお忘れなく!
マリオットの対応
マリオットインターナショナルでは、2020年12月2日現在、2021年のエリートステータス達成基準の緩和については未発表であり、沈黙を続けています。
しかしながら、大手高級ホテルチェーンのヒルトンやハイアットが半分という緩和策を発表したので、マリオットもこれに追随すると考えられます。
マリオットでは2020年のエリートステータス達成基準は以下のような対応を取りました。
達成基準を緩和することはなく、前年度のステータスランクに応じて達成基準の約半分の宿泊実績を特別ボーナスとして付与しました。
これは前年と同じステータスを目指す方にとってはヒルトン・ハイアットと同様の半分で達成可能ですが、さらに上を目指す方にとっては半分とはいかずハードルは高いものとなります。
しかし、宿泊実績の付与という対応はライフタイム資格のエリートナイトに積算もされたため、非常に大きなメリットだったと思います。
マリオットが2021年も前年と同様に半分の宿泊実績を積算するのか、それともヒルトン・ハイアットと同様に達成基準を下げるのか注目です。
まとめ
大手高級ホテルチェーンのヒルトンとハイアットは新型コロナウイルス感染症の影響で低迷しているホテル需要や外出自粛を考慮し、2021年のエリートステータス達成基準の緩和措置を発表しました。
どちらのホテルチェーンも通常の基準の半分で達成できるというもので、エリートステータスを目指して修行している方にとっては朗報となります。
大手2大ホテルチェーンがステータス基準を緩和したことで、世界最大のホテルチェーンであるマリオットも対応せざるを得ない状況になったと考えられます。
まだマリオットから公式に発表はありませんが、2020年と同様にステータスに応じたエリートナイトクレジットの付与が予想されます。
2021年はホテルステータスが取りやすい年となりますので、GO TOキャンペーンをうまく活用しながら1ランク上を目指していきたいところです。
本日はヒルトン・ハイアットのエリートステータス達成基準緩和についてご紹介しました。
それでは、また次回^^