どうも、こんばんは!
リーマンマイラーのまーくんです。
本日、ANAが最新鋭中型旅客機ボーイング787-10を羽田空港でお披露目しました。
日本の航空会社がボーイング787-10を導入するのは初とのことで、今までの787-9と何が変わるのか調べましたのでご紹介したいと思います。
目次
座席数が増える
今まで運行していたボーイング787-9や787-8と比べると座席数が増えたのが特徴です。
いままで最大だった787-9の座席数と比較しても48席増と大幅に増加しています。
その一方でビジネスクラスは2~10席減少しているため、マイルやアップグレードポイントを使用したアップグレードは取りにくくなり、インボランタリーアップグレードの可能性は減少しそうです。
機材 | ビジネス | プレエコ | エコノミー |
787-10(294席仕様) | 38席 | 21席 | 235席 |
787-9(246席仕様) | 40席 | 14席 | 192席 |
787-9(215席仕様) | 48席 | 21席 | 146席 |
787-8(240席仕様) | 42席 | ー | 198席 |
787-8(184席仕様) | 32席 | 14席 | 138席 |
787-8(169席仕様) | 46席 | 21席 | 102席 |
シートが変わる
ボーイング787-10は単に座席数が増えただけでなく座席についても改良が施されています。
787-10のビジネスクラスのシートは色合いが変わったものの、大きな改良はありませんでした。ANAのビジネススタッガードシートは完成度が高いので改良する余地があまりなかったのかもしれません。
個人的にはデルタワンのように個室のビジネスクラスみたいに大きく変わることを期待していただけに少し残念です。
プレミアムエコノミー
787-10のプレミアムエコノミークラスのシートの特徴はヘッドレストが6方向に調整できる点です。
また、テーブルも改良されており、90度回転するタイプに変更になったことで通路へのアクセスが楽になりました。
エコノミークラス
787-10のエコノミークラスシートの特徴はヘッドレストが6方向に調整できる点です。
またシートピッチは86cmで従来と変わりませんが、薄型シートになったため少し広く感じることでしょう。
モニターが大型化される
国際線に搭乗すると割と新しい映画が無料で鑑賞できるため、個人的に楽しみの1つになっています。
今回の787-10ではモニターが大型化したのが特徴で、プレミアムエコノミーとエコノミーは世界最大級の大きさということです!
機材 | ビジネス | プレエコ | エコノミー |
787-10 | 18インチ | 15.6インチ | 13.3インチ |
787-9 | 18インチ | 11インチ | 9インチ |
787-8 | 18インチ | 11インチ | 9インチ |
プレミアムエコノミークラス
787-10では従来の11インチから42%大きくなった15.6インチの大型モニターが搭載されます。ビジネスクラスのモニターの18インチに迫る勢いです!
エコノミークラス
787-10では従来の9インチから48%大きくなった13.3インチの大型モニターが搭載されます。
エコノミークラスではスマートフォンの普及に伴いモニターを廃止する航空会社が増えている中、モニターの大型化は日本企業のANAらしさを感じます。
787-10の運行路線
ANAは2019年度グループ航空輸送事業計画において成田⇔シンガポール、成田⇔バンコク路線にボーイング787-10を導入することを決めました。
シンガポール路線は2019年4月26日から、バンコク路線は7月1日から変更されます。
東南アジアで重要拠点にあてがってきたと見えます。
まとめ
ANAはボーイングの最新鋭機787-10を2019年4月26日から運行開始します。
座席数は従来機に比べ50席ほど増加し運送能力が強化されるほか、プレミアムエコノミー、エコノミークラスは座席とモニターが大幅に改良され、快適な空の旅が楽しめます。
運航予定のシンガポール、バンコク路線は7時間のフライトとアジアの中では長めですのでぜひ快適な787-10をチョイスしたいですね!
本日はボーイング787-10についてご紹介しました。
それでは、また次回^^