リーマンマイラーの食う寝る乗る

飛行機とホテルのステータス取得が趣味の30代サラリーマンのブログ。ANAとマリオット、SPGを中心にステータス修行の様子や飛行機、ホテルの搭乗記、宿泊記を紹介します。

MENU

マリオットの無料宿泊のポイント数が3段階の変動制に!今後はポイント変動制がホテル業界のスタンダードか?

どうも、こんにちは!

リーマンマイラーのまーくんです。

 

マリオットインターナショナルがポイントでの無料宿泊にオフピーク、ピークレートを追加することはすでに発表済みですが、適用日など詳細が見えてきましたのでご紹介したいと思います。

 

f:id:mileage-runner:20190825225947p:plain



 

目次

 

無料宿泊のポイント数の変動

マリオットは2019年9月14日予約分からマリオットボンヴォイのポイントによる無料宿泊を改訂します。

具体的には現在はカテゴリーによって必要ポイント数が決まっていますが、今後は閑散期は必要ポイント数を少なく、繁忙期は必要ポイント数を多くするというものになります。

通常の無料宿泊とポイントセーバーによって以下のように変更されます。

 

通常の無料宿泊

スタンダードルームに空室があれば必ず予約できるブラックアウトなしの無料宿泊特典ですが、オフピーク、ピークが導入されます。

必要ポイント数は以下の通りです。

 

f:id:mileage-runner:20190825195450p:plain

 

 

ポイントセーバー

部屋数は限られていますが、通常の無料宿泊よりも少ないポイントで泊まることができるポイントセーバーにもオフピーク、ピークが導入されます。

必要ポイント数は以下の通りです。

 

f:id:mileage-runner:20190825195826p:plain


 

 

他のホテルの無料宿泊と比較

今回、マリオットが導入した無料宿泊ポイント数の変動制は業界ではスタンダードなのでしょうか?

他のホテル業界と比較したいと思います。

 

ヒルトン

 

f:id:mileage-runner:20190825192606p:plain
 

マリオットのライバルであるヒルトンではすでに閑散期は少ないポイント、繁忙期は多めのポイントが必要な変動制になっています。なお、マリオットのように3段階ではなく、以下の範囲でホテルの裁量によって設定されるようになっています。

 

ホテル名 必要ポイント数
ヒルトン小田原リゾート&スパ 43,000~95,000
コンラッド東京 95,000~95,000
コンラッド大阪 84,000~95,000
旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクション 66,000~95,000
ヒルトン東京ベイ 34,000~80,000
ヒルトン沖縄北谷リゾート  49,000~80,000
ブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート 72,000~80,000
ヒルトン東京お台場 47,000~70,000
ヒルトン東京 59,000~70,000
ヒルトン大阪 52,000~70,000
ヒルトンニセコビレッジ 32,000~70,000
ヒルトン名古屋 42,000~60,000
ヒルトン福岡シーホーク 32,000~50,000
ブルツリーbyヒルトン那覇首里城 24,000~40,000
ブルツリーbyヒルトン那覇 28,000~35,000
ヒルトン成田 20,000~20,000

 

 

ハイアット

f:id:mileage-runner:20190825192628p:plain

ハイアットではいままでのマリオットと同様、カテゴリーによってポイント数が固定制になっています。

しかし、マリオット、ヒルトンの二大巨頭が変動制にしたことで、今後ハイアットも変動制を検討する可能性があります。

 

f:id:mileage-runner:20190825190120p:plain

 

 

IHG

f:id:mileage-runner:20190825192535p:plain

IHGではホテルにカテゴリー設定はなく、各ホテルごとに必要ポイントが決められた固定制になっています。

シーズンによる変動がないという点ではハイアットに似ています。

 

地域 ホテル名 必要ポイント数
関東 ANAインターコンチネンタルホテル東京 55,000
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル 55,000
インターコンチネンタル 東京ベイ 55,000
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル 55,000
ANAクラウンプラザホテル成田 20,000
関西 インターコンチネンタルホテル大阪 60,000
ANAクラウンプラザホテル大阪 30,000
ホリデイ・イン大阪難波 40,000
ANAクラウンプラザホテル神戸 35,000
ANAクラウンプラザホテル京都 30,000
北海道 ANAクラウンプラザホテル札幌 40,000
ANAホリデイ・イン札幌すすきの 25,000
ANAクラウンプラザホテル千歳 25,000
ANAクラウンプラザホテル釧路 20,000
東北 ANAホリデイ・イン仙台 15,000
北陸 ANAクラウンプラザホテル新潟 20,000
ANAクラウンプラザホテル富山 25,000
ANAクラウンプラザホテル金沢 30,000
ANAホリデイ・イン金沢スカイ 15,000
中部 ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋 25,000
中国・四国 ANAクラウンプラザホテル岡山 25,000
ANAクラウンプラザホテル広島 30,000
ANAクラウンプラザホテル宇部 20,000
ANAクラウンプラザホテル松山 20,000
九州 ANAクラウンプラザホテル福岡 35,000
ANAクラウンプラザホテル長崎 20,000
ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ 20,000
ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎 15,000
沖縄 ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート 70,000
ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー  30,000
ANAインターコンチネンタル石垣リゾート 60,000

 

 

ホテル業界を見ると、無料宿泊のポイント数変動制を採用しているのは業界1位と2位のヒルトン・マリオット固定制を採用しているのは業界3位のIHGとその下のハイアットになります。

ヒルトンを皮切りに、業界1位のマリオットも変動制にしたことによって今後は他のホテルグループにも大きな影響を与えることが予想されます。

無料宿泊のポイント数は変動制が業界のスタンダードになっていく可能性が高いです。

 

まとめ

マリオットは2019年9月14日予約分からポイントでの無料宿泊はオフピーク、スタンダード、ピークの3段階になります。

現状で各割合がどのくらいあるのか分かりませんが、夏休み、GW、年末年始、金土など多くの人の休日と被る日程はピークになることが予想されます。

つまり、暦通りの休みの人には改悪平日休みや輪番など休みが変則的な人には改善となることが予想されます。

年末年始や土曜日の予約については2019年9月13日までに予約されることをおすすめします。

 

本日はマリオットの無料宿泊のポイント数が3段階の変動制になることをご紹介しました。

それでは、また次回^^