どうも、こんばんは!
リーマンマイラーのまーくんです。
飛行機に乗ればマイルが貯まり、10月からはSuicaでJRに乗るとJREポイントが貯まることは多くの方がご存知の通りだと思います。
では、バスはどうでしょう!?
実は多くの路線バスでSuicaやPASMOで乗車するとバスポイントが知らず知らずのうちに貯まっていっているのです!
本日はそんな「バス得」と言われる制度についてご紹介したいと思います。
目次
バス得とは
バス得とはバス利用特典サービスの略称で、バスで運賃をSuica、PASMOで支払うたびに運賃1円につき、バスポイントが自動的に1ポイント加算され、貯まったバスポイントによりバスチケットが付与され、次回支払い時に割引されるサービスになります。
なお、集計期間は毎月1日~末日までとなっており、端数のバスポイントは翌月に繰越することはできません。
また、同月内にバスポイントが10,000ポイントを越えると1からスタートになるシステムです。
バスポイントと割引額は以下の通りで、月のバス利用額が5,000円を超えると17%の割引率になり、10,000円に達すると最大で17.4%の割引率になります!
*割引率は支払額累計に対するバスチケット付与額で計算。
バス得が使えるバス会社
ご紹介したバス得サービスは以下の66社で使用することができます。
・伊豆箱根バス
・江ノ電バス
・小田急バス
・小田急シティバス
・神奈川中央交通
・神奈川中央交通東
・神奈川中央交通西
・川崎市交通局
・川崎鶴見臨港バス
・関東鉄道(バス)
・関鉄観光バス
・関鉄グリーンバス
・関鉄パープルバス
・関東バス
・京王電鉄バス
・京王バス東
・京王バス中央
・京王バス南
・京王バス小金井
・京成バス
・千葉中央バス
・千葉海浜交通
・千葉内陸バス
・東京ベイシティ交通
・ちばフラワーバス
・ちばレインボーバス
・ちばシティバス
・ちばグリーンバス
・京成タウンバス
・京成トランジットバス
・京成バスシステム
・京浜急行バス
・国際興業
・小湊鐡道
・相鉄バス
・西武バス
・西武観光バス
・立川バス
・東急バス
・東京都交通局
・東武バスセントラル
・東武バスウエスト
・東武バスイースト
・朝日自動車
・茨城急行自動車
・国際十王交通
・川越観光自動車
・阪東自動車
・西東京バス
・日東交通
・鴨川日東バス
・箱根登山バス
・日立自動車交通
・富士急行
・フジエクスプレス
・富士急湘南バス
・富士急バス
・富士急シティバス
・富士急静岡バス
・船橋新京成バス
・松戸新京成バス
・平和交通
・あすか交通
・山梨交通
・横浜市交通局
・横浜交通開発
皆さんの地元のバス会社はありましたでしょうか!?
こうしてみると関東県内の多くのバス会社が取り扱いしていることが分かります!
バス得が使用できるカード
現在、日本全国の交通系ICカードは相互利用が可能となり、出張や旅行の際に新しいICカードを買う必要がなく便利になりました。
当然、バス得が使用できる上記66社でもSuicaやPASMOはもちろんのこと、Kitacaやmanaca、tolca、ICOCA、はやかけん、SUGOCA、nimocaでバスに乗車可能です。
しかし注意したい点は、バスポイントが付与されるICカードはSuicaとPASMOのみになります。
他のカードで運賃をいくら支払ってもバスポイントが付与されないので注意が必要です
。
旅行や出張などで関東県内のバスに多く乗車する機会がある場合、SuicaやPASMOの購入をおすすめします!
定期券とバス得どちらがお得?
バス得の最大割引率は約17%と大きいことが分かりましたが、そうなると定期券とバス得はどちらがお得なのか気になるものです。
今回は京成バスを例にして比較してみたいと思います。
モデルケース(通勤のみ利用)
●通勤でバスを使用し、月に22日勤務
●利用区間は220円
→22日×2(往復)×220円=9,680円
1か月定期の場合
定期代は9,900円ですのでなんと割引どころか2%の赤字です。
3か月定期の場合
定期代は28,220円ですので1か月あたりに換算すると9,406円です。
つまり割引率は2.8%になります。
6ヶ月定期の場合
定期代は53,460円ですので1か月あたりに換算すると8,910円です。
つまり割引率は8%になります。
バス得の場合
バス得はICカード利用運賃のため216円です。
つまり、1か月にすると216円×22日×2(往復)=9,504円です。
そしてバスポイントが9504ポイント付くため付与割引は1560円です。
支払い総額は9504円-1560円=7944円となり
割引率は17.9%になります。
通勤のみでバスを利用する場合、定期券よりもバス得が圧倒的にお得です!!
定期券とバス得の損益分界点
さきほど紹介した通り、バス得は非常にお得なことが分かりましたが、定期券とバス得の損益分界点はどこにあるのでしょうか?
さきほどと同じ京成バスの220円区間(ICカード:216円)で計算してみました。
1か月定期の場合は月の利用日数が28日、3か月定期だと27日、6ヶ月定期だと25日を超えるとバス得の都度利用より定期がお得な計算となりました。
一番お得な6ヶ月定期券を購入しても、月の利用が25日未満であればバス得のほうがお得なのです!
まとめ
貯まったバスポイントに応じて運賃支払い時に自動的に割引される「バス得」は関東県内の主要66社で特典を使用することができます。
事前の登録などは一切必要なく、SuicaやPASMOで乗車するたびにポイントが貯まるシステムになっています。
バスポイントは月ごとにリセットされ、割引率は軒並み17%台と侮れませんのでバス得のシステムをしっかり理解してお得に利用したいところです。
本日は路線バスでポイントが貯まるバス得についてご紹介しました。
それでは、また次回^^