どうも、おはようございます。
リーマンマイラーのまーくんです。
新型コロナウイルスにより、日本でも各種イベントの中止やテーマパークの休園など様々な影響が出始めていますが、これはホテル業界にとっても深刻な影響をもたらしています。
そのような状況の中、大手ホテルチェーン「マリオット」が会員に対して救済措置を発表しましたのでご紹介したいと思います。
目次
3つの救済措置
マリオットインターナショナルは新型コロナウイルス「COVID-19」の影響を踏まえて、ハイアット、ヒルトン、IHGに続き自社メンバーに対して3つの救済措置を発表しました。
救済措置の内容は2020年2月22日現在、以下の3つが発表されています。
①ステータスを12ヶ月延長
2019年に対象宿泊施設を通じてメンバーが獲得したエリートメンバーシップを12ヶ月延長し、2022年2月まで有効になります。
なお、ステータスの延長に特別な申請は必要ありません。
②スイートナイトアワード、フリーナイトアワードの有効期限を12ヶ月延長
50泊および75泊達成の年間特典オプションとして獲得したスイートナイトアワードおよびフリーナイトアワードは、本来は2020年12月31日まで有効です。
しかし今回の救済措置として12ヶ月延長されるため新しい有効期間は2021年12月31日となります。
なお、新しい有効期限は2020年4月末までに会員アカウントに自動的に反映されるそうです。
③ポイントの有効期限を12ヶ月延長
Marriott Bonvoyのポイントは最後のポイント増減から24ヶ月経つと、ポイントが消滅してしまいます。(ライフタイムエリートを除く)
しかし、今回の救済措置によりポイントの有効期限が2021年2月より前の場合、有効期間が12ヶ月延長されます。
対象者
2020年2月1日現在、中国本土、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾を居住地として登録しているMarriott Bonvoyのメンバー
残念ながら、日本は対象地域に指定されていません。
これはヒルトンやIHGと同様の措置で、世界最速発表を行ったハイアットのようにアジア全体でない点が惜しいところです。
しかし、これは2020年2月22日現在の救済措置の内容であり、今後の状況次第では対象地域の拡大もあるかもしれません。
そうなると、今年プラチナチャレンジを実施した人への対応をどうするのか難しいところで、ホテルチェーンとしても難しい対応が迫られそうです。
何はともあれ新型コロナウイルスが収束して心配事なしにホテルステイを楽しめる日が一日でも早く来ることを願うばかりです。
救済措置の内容はMarriottの公式We Chatにて発表されていました。
まとめ
世界最大手のホテルチェーンであるマリオットは、新型コロナウイルスによる救済措置として、中国本土、香港、マカオ、台湾に居住するメンバーに対してステータスおよびSNA・FNA、ポイントの期間延長措置を発表しました。
アジア全体を対象としているハイアットと、上記の4地域限定としているマリオット、ヒルトン、IHGで対応が分かれる形となりました。
会員数が圧倒的に多いマリオット、ヒルトン、IHGが横並びになったのは結果からすると必然だと思います。
しかし、この救済措置は2020年2月22日現在のものであり、状況により対象地域の拡大もあるかもしれません。
そうなるとプラチナチャレンジを実施しようか検討している方には難しい判断が迫られることになりそうですが、少し様子を見るのも良いかもしれません。
本日は新型コロナウイルスによるマリオットの救済措置についてご紹介しました。
それでは、また次回^^